そこはかとなくしんどい
実家のある地域が大雨の被害に見舞われてしまい、連日報道されています。
実家は川からも山からも離れている田園地帯なので特に被害はありませんでしたが、同じ市内でも亡くなった方がいますし、浸水等の被害に遭われた方もたくさんいます。
そして、隣の町では町全体が浸水するという大変なことになってしまいました。
実家は大丈夫と聞いたけれど、やっぱり心配でニュースをずっと見ていました。
そうして数日経つと、だんだん気持ちが落ち込んでくるというか、なんとなく、そこはかとなくしんどくなってきたのです。
最近暑いからかもしれません。また甲状腺が腫れているので、甲状腺ホルモンの数値が良くないのかもしれません。
でも、なんかそれとは違うしんどさがある。
大好きなプロ野球も、なんだか見る気になれなくて、しばらく見ていません。
東日本大震災の時、被災地以外の人がニュースを見て、メンタルに不調をきたすという話を聞いた記憶があります。
その時は、その人のメンタルが弱いだけだ、実際に被災もしていないのに…と勝手ながら思っていました。
でも、実際に今の自分に起こっていることと一緒だったのかもしれないと感じます。
普通に仕事は行っているし、睡眠も取れています。食べ物も食べられます。
現地の方にそこはかとなくしんどいなんて申し訳なくて言えない。でも、そこはかとなくしんどいのです。
私は東京で仕事に行くことしかできない。本当はすぐにでも帰省して手伝いたいのに、お世話になった地域が今苦しんでいるのに、何の貢献もできない。それがしんどいです。
自分がよく知った地域がこういうことで全国ニュースになると、それだけで結構精神的にくるものがあるんだなあと感じています。
しばらくニュースを見ない方がいいのかな。多分見るけど…。
とりあえず募金とふるさと納税はしようと思っています。